「タッチであそぼ!あかまるどれかな」の作り方(企画編)

こんにちは! DanRanの岡本です。

なかなか更新の捗らない本ブログ、第3回目の投稿です。もっと書けよ!というツッコミは受け付けません。

さて、現在DanRanが運営している知育アプリ「タッチであそぼ!あかまるどれかな?」のv1.3がリリースとなります。 4月のアプリリリース以来少しずつゲームを増やしてきましたが、今回のアップデートでドーンとゲームが増えます!ぜひチェックしてみてください。

あかまるどれかなダウンロードボタン
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あかまるアプリの「ゲーム企画」どのように進めているか?

前回の田中の担当回の記事では、小さな所帯のDanRanがどのようにアプリ開発をしているのかを紹介しましたが、今回はゲーム企画をどのようにしているのかにスポットライトを当てて、書いてみたいと思います。(記事のタイトルが若干被りました。苦笑)

「タッチであそぼ!あかまるどれかな?」は、もともと人気の絵本である「あかまる」シリーズから生まれた知育アプリです。ゲームの企画は、この本を大いに参考にしつつ、開発にあたっては、本のシリーズの著者であるしみずだいすけさんや、ポプラ社の編集担当さんのアドバイスをもらいながら、「あかまる」らしい遊びのできるゲームを企画しています。

また、対象年齢(1歳、2歳、3歳、4歳、5歳)の子供たちが触れる知育コンテンツの調査もしています。他の知育アプリや動画、幼児向けの雑誌・書籍に触れたり、場合によっては教育書や最近の認知教育のトレンドを押さえたりすることもします。子供向けのコンテンツを企画するうえで、とても大切にしているところです。

当初は、「あかまる」の本の内容に沿ったゲームが中心でしたが、最近は本の世界を飛び出して、アプリならではの表現のゲームも増えてきました。 たとえば「パズルあそび」は、スワイプ操作で遊べるゲームになっています。

あかまるシリーズ

ゲーム概要から仕様をつくる

ゲームの概要が決まったら、今度は開発に向けて仕様を詰めていきます。実装がスタートする前にできるだけ内容を固めておくことがスムーズな開発につながります(が、ここはまだまだ試行錯誤の途中です)。

まずはラフなプロトタイプをつくります。ゴリゴリのWindowsユーザーである岡本がPowerPointを駆使して、こんな感じのプロトタイプを作成します。

↑『ゆびさしあそびいろ』のプロトタイプ。gifアニメで作りました。

ときにはアニメーションやBGMがつくこともあります(笑) そしてこのプロトタイプとクリアの条件や表示の仕様をまとめた仕様書をもとに、UXデザイナーがXDというアプリでいい感じのプロトタイプにしてくれるのです。

そして、プロトタイプが完成したら、いよいよ開発スタートです。今度はエンジニアからの疑問点に企画が随時応答し、やりとりを重ねながら、ゲームが仕上がっていきます。

ゲームの品質確認。遊びやすさや使いやすさもチェック

一通りゲームが完成するとメンバー全員で動作確認を行います。確認用のアプリTestFlight(※1)を使います。

動作確認のときに活躍するのが、岡本の娘ちゃん(2歳)です。本アプリの対象年齢ど真ん中の彼女にプレイしてもらい、ゲームのレベルが難しすぎないか、操作が複雑すぎないかなどを試してみます。

あかまるアプリを遊んでいる様子

実は著者のしみずさんのスマホにもTestFlightが入っているので(!)、更新次第しみずさんも確認できるようになっています。ゲーム上での表現などはしみずさんに確認してもらい、アプリが「あかまる」の世界観に沿っているものか、最終確認をしてもらいます。

こうして幾たびの関門(?)を突破して、新ゲームのリリースになります! 企画を始めてからリリースまでがざっと2ヶ月程度。というわけで、現在企画担当(=岡本)は10月リリース予定のゲームの準備を絶賛行なっているところです。仕様書書かねば〜!

(※1) 開発中のiOSアプリをダウンロードするためのアプリ

最後に

かなりざっくりした内容になってしまいましたが、アプリ企画の雰囲気は伝わったでしょうか?今回は知育ゲームである「タッチであそぼ!あかまるどれかな?」がどのように企画されているのかを紹介してみました。

これでますます本アプリへの興味が湧いたのではないでしょうか?(笑) ぜひダウンロードをお願いいたします!

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